【レビュー】AQUOS Zero 5G Basic
まともなレビューがないので私が書くしかねぇ...
購入の経緯
いままで使っていたRakuten mini、性能の割に動作も快適で気に入っていたのですが、いかんせんバッテリー持ちが極めて悪いので、新しい機種を買うことに。
AQUOS Wish 2、AQUOS Zero 2と悩んだのですが、バッテリー容量とリフレッシュレートを考慮して、選ばれたのはZero 5Gでした。au版で、中古18900円。
主なスペック
SoC:Snapdragon 765
メモリ:8GB
ストレージ:128GB
カメラ:1200万画素 メインカメラ
1200万画素 超広角カメラ
800万画素 光学3倍望遠カメラ
ディスプレイ:6.4インチ 2340×1080ドット 120Hz
OS:Android 10 → 12
※Softbank版はメモリ6GB ストレージ64GBとなっているそうです。
各ニュースサイトではSnapdragon 765Gとされているのを見ましたが誤情報で、実際はSnapdragon 765です。最大動作クロックが若干低いほか、定格消費電力も低いので、バッテリー持ちに優れる一方ゲーム性能では劣る場合もあるかなと。
いいところ
動作は非常に軽快です。メモリ8GBの余裕が効いている感じがします。
アプリを切り替えたら落ちている、といったこともないです。
ディスプレイは120Hzですが、間に黒フレームを挿入していて疑似240Hzとなっていって、スクロールはとても滑らか。AQUOSにはオートスクロール機能があるので、スタンドに立ててSNSを流し見するのも便利です。
バッテリー持ちはそこまでよくはないですが、Rakuten miniよりは全然マシ。
負荷の軽いゲームは問題ないですが、ウマ娘や原神は画質オプションの調整が要るでしょう。
標準カメラは音がかなり大きい。Google Cameraを導入しましたが綺麗に映る上使いやすいのでオススメです。
本体ストレージの25%(32GB程度)はシステムに専有されます。AQUOSではよくあることです。写真をガッツリ撮るならmicroSDを使いましょう。ゲームで残り容量を使い切るほどのゲーマーなら、この性能が足りないと思うなので、問題ないかなと。
AQUOS独自機能はどれも便利で、電源長押しでのアプリ起動や端からなぞってスクリーンショットの撮影ができます。
ダメなところ
目くじら立てて怒るところはないです。正直無難にまとまっています。
横幅が大きいので成人男性でも片手操作は厳しいかもしれません。逆に両手でのQWERTY入力はかなりしやすい。
悪評について
ほかのレビューで焼き付き、タッチ不具合でボロカスに言われてるのでそこをはっきりさせておきたいなと。
焼き付きはありますが、対策すれば起こらない程度です。大きなデータのダウンロード時は画面を暗くするなど工夫をしましょう。このため、長時間放置周回するゲームには不向きです。プルダウンメニューの下限を超えて画面を暗くできる機能もありますが、すべて最低にすると暗すぎて操作不能になるので注意!
タッチ不具合は私の個体では起きていません。この機種はAQUOS Zero 2と同型の有機ELを使っていますが、その時から個体差が激しいと言われていたので、可能なら実機を触れるといいですね。
まとめ
中古で安くて良個体ならありでしょう。普段使いなら快適な性能を誇り、240Hz有機ELディスプレイで1段上の体験もできます。
一方で240Hzディスプレイに惹かれるゲーマーにとってのゲーミングスマホとしては微妙です。ゲーマーは最新のPOCOか、AQUOS R7でも買いましょう。